よくあるご質問|債務整理「個人再生」について

借金問題解決(債務整理)に強い司法書士則武事務所では、借金無料相談を開設しております。

こちらのページでは、皆様からいただく「個人再生」に関するご質問についてまとめてみましたのでご参考にしてください。

「個人再生」についてよくあるご質問

そもそも「個人再生」ってどんな借金問題の解決方法なんでしょうか?
個人再生とは、裁判所を通じて借金を減額する手続きのひとつです。
裁判所に再生計画案(債務残高に応じて減額された借金を原則3年間で分割返済する内容)を提出してこれを認めてもらい、認めてもらった再生計画どおりに返済することで残りの借金の支払い義務が免除されます。
借金解決の手段の一つである個人再生は、

  • 「自己破産は避けたい」
  • 「マイホームは手放したくない」

このような考えをお持ちの方のための借金解決方法です。
民事再生法で示されている『住宅資金特別条項』を利用して、住宅ローン以外の借金を大幅に減額し、住宅ローンはそのまま支払いを続けることで住宅を維持することが可能です。
個人再生は決してデメリットの多い借金解決方法ではありません。
個人再生は、自己破産せずに借金問題を解決する強力なメリットを持った借金解決方法です。

個人再生のメリットって?
個人再生のメリットは、以下のとおりです。
個人再生のメリット

  1. 借金が大幅に減額されます。(原則、5分の1に減額)
  2. 住宅を手放さずに借金を整理することが可能です。
  3. 再生手続開始決定後は、債権者は強制執行ができなくなります。
    (但し、別除権(担保権)行使は除かれます(民事再生法第53条)。もっとも、一定の要件を満たしていれば実行される事はありません。)
  4. 自己破産のような資格制限がありません。
  5. 破産手続における免責不許可理由(ギャンブルや遊興費による借金)のある方でも利用が可能です。
では、「個人再生」のデメリットは?
個人再生のデメリットは、以下のとおりです。
個人再生のデメリット

  1. 個人信用情報に事故記録が載り、約7年間は新規での借り入れができなくなります。(いわゆる「ブラックリストに載る」ことになります。)
  2. 安定して収入を得る見込みのある人しか受けられない。
  3. 住宅ローンは減額されません。
  4. 場合によっては住宅資金特別条項が認可されないケースもあります。
  5. 官報(国が発行する新聞のようなもの)に氏名などが掲載されます。

以上のことが挙げられます。
非常にメリットの大きい借金問題解決方法なので、デメリットについても不安に感じる点は、お気兼ねなく「司法書士則武事務所」にご相談ください。

「債務整理」の中で、「個人再生」が向いている人はどんな人でしょうか?
個人再生は、以下の方にオススメです。

  • 住宅ローンが残っているマイホームを手放さずに守りたい人
  • ある程度の継続した収入があり、返済能力がある人
  • 保険外交員や会社役員など、破産すると資格制限を受ける仕事に就いている人
  • 任意整理しても返済の目処が立たないが、自己破産は避けたい人
  • 浪費やギャンブルなどの借金であり、自己破産しても免責が許可されるか心配な人
  • 心情的に自己破産をしたくない人

「個人再生」は、ある程度の継続した収入と返済能力があれば、フリーターの方でも手続きを利用することが可能ですので、一度ご相談してみてはいかがでしたでしょうか?

住宅ローンを残しながら圧縮と言いますが、実際どのぐらい借金が減りますか?
個人再生を行い、減額される借金の額は、借金の総額によって異なります。

  1. 借金総額が100万円未満の場合には、借金総額の全額
  2. 借金総額が100万円以上500万円未満の場合には、100万円
  3. 借金総額が500万以上1,500万円未満の場合には、借金総額の5分の1の額
  4. 借金総額が1,500万円以上3,000万円以下の場合には、300万円
  5. 借金総額が3,000万円を超え5,000万円以下の場合には、借金総額の1割の額

※なお、給与所得者等再生を選択する場合は、下記の要件を満たす必要があります。
弁済総額が可処分所得(2年間の平均収入から生活維持のため必要な費用を除いた額)の2年分以上であること。
そして、可処分所得額が最低弁済額(上記①~⑤)よりも多い場合は、可処分所得額が弁済額になります。

「個人再生」についてよくあるご質問のまとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は「個人再生」について、よくご質問頂く内容をまとめさせていただきました。
あなたが、マイホームをどうしても手放したくない場合や、自己破産をどうしてもしたくない場合に、この「個人再生」という解決方法があなたの助けになってくれます。
もっとも、
個人再生以外にも、借金問題を解決する方法はあります。
ご状況を調べると、もしかしたら、個人再生以外に最適な解決方法が出てくるばあいもあります。
司法書士則武事務所では、あなたに最適な解決方法をご提案致します。